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井上清治「緑山独楼」

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作家名：井上清治
作品名：「緑山独楼」
イメージサイズ : 455 x 530 ㎜（Ｆ10号）
作品制作年 : 2020
メディア : 紙本彩色

Artist : INOUE KIYOHARU
Title : 「RYOKUZANDOKUROU 」
Size : 455 x 530 ㎜
Year : 2020
Media : color painting on paper

＊こちらは作品本体のみのお値段です。写真の額はサービス（無料）でついておりますが、新たに額装をご希望の場合はコンタクトよりお問い合わせください。（別途料金が発生いたします。）

【井上清治　INOUE KIYOHARU】
1941年福岡県生まれ。
東京藝術大学大学院日本画科修了。
東京藝術大学在学中に日本美術院（院展）入選し、日本美術院「院友」推挙。日府展理事、日府展専務理事就任。福岡県「英彦山神宮」へ「奉幣殿図」奉納。
平成10年、北海道斜里岳「北の朝」外務省買い上げ。
平成15年～日本橋、横浜、新宿、福岡、大阪、名古屋各高島屋にて個展開催。
平成17年　松山高島屋にて個展。紫陽会、如月会、四十雀、神無月　日本画教室開講。

東京藝術大学では、田渕俊夫（＊1）、福井爽人（＊2）と同窓。松岡映丘、前田青邨の流れをくむ須田珙中（＊3）に師事。俊才・須田珙中は、東京藝術大学助教授の職にあったが、体調を崩してしまう。多くの弟子たちが、珙中から離れていく中、井上清治は、一貫して師事し、そのもとを離れなかった。しかし、珙中は、57歳で逝去。その後も、清治は珙中を師事し続けた。日本美術院入選。さらに日本美術院「院友」に推挙される。現在、小平美術協会会長を務めながら、日本画家だった父の言葉「万物を描け。それが画家」を心に留め、作品を描き続けている。

【緑山独楼】
この「緑山独楼（りょくざんどくろう）」は、山全体を包むような新緑の深みと、その中にひっそりと佇む一本の桜の姿を描いた作品です。
濃淡を巧みに使い分けた緑は、春の山の生命力と奥行きを表し、山肌に浮かぶような桜の淡い白と桃色は、儚くも鮮烈な存在感を放っています。
山麓には朝霧がたなびき、静けさと神秘性が漂い、観る者を自然の懐へと誘います。
全体を通じて、「孤高の美」と「自然の調和」を讃える、詩情豊かな風景画です

＊別途、額装をご注文いただいた際には、ご納品まで1ヶ月ほどお時間を頂戴する場合がございます。あらかじめご了承ください。
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